帰宅前にエアコンをつけて部屋を快適にしておき、指紋認証でドアを開けるとテレビや電気がついてにぎやかなお家に帰宅、というようなスマートホームに憧れませんか?
さまざまな家電製品が自動・遠隔・音声で操作できるスマートホームには一度は憧れるものの、導入には費用が高くつき、設定などもなんだか難しそうと思いますよね。
しかし、本記事で紹介するSwitchBotやAmazon Echo Showを使えば、比較的簡単でお手頃にスマートホームが実現できます。
本記事では、合計6製品を使用したスマートホームの構築例や活用例を紹介。具体的な商品の組み合わせや、おすすめの使い道も詳しく紹介しているので、ぜひ記事を参考にしながら気になるものを試してみてください。
気になった方にぜひ試して貰いたいレンタルサービスについても言及しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
INDEX
まずは本記事で紹介する各製品の紹介を簡単に行っていきます。
それぞれの製品単体も個別にレビューしていますので、気になった方はぜひ参考にしてみてください。
Echo Show 5は、Amazonから販売されている画面のついたスマートスピーカーです。
サイズは小型で、デジタルフォトフレームや天気予報、スケジュールの確認用デバイスなどとして使用されます。
スマートホームにおいては、「Alexa」と声をかけることでできる「音声操作」のためのデバイスとして活躍。
本製品がなくてもスマートデバイスや家電製品の操作は行えますが、毎回スマホのアプリを開いて動作するよりも、「Alexa、おやすみ」と一声かけて操作するほうが圧倒的にスムーズ・快適です。
アマゾン/Amazon Echo Show 5 第3世代
SwitchBot ハブ2は、SwitchBot製品を使ったスマートホームを実現するために必要不可欠となる製品です。
と言うのも、本製品がないと他のSwitchBot製品どうしを連携して動作させることができません。
連携だけでなく、SwitchBot製品の遠隔操作や音声操作を行うにも本製品が必要になります。
また、SwitchBot製品に限らず、他の生活家電も本製品を使えば制御することが可能なため、スマートホーム化をするのであればぜひ手に入れたいアイテムとなっています。
SwitchBot カーテン3は、カーテンレールに取り付けることでカーテンを自動で開閉してくれる製品です。
取り付けや設定が非常に簡単で、本製品はとくに動作音が静かな点が特徴的です。
SwitchBot ハブ製品やスマートスピーカーと併用することで、外からの遠隔操作での開閉や音声による開閉が行えるようになります。
製品単体でも、朝になったら自動で開閉し、朝日を浴びて目を覚ますなんていう健康的な使い方もできます。
スイッチボット/SwitchBot カーテン3
SwitchBot スマートロック&指紋認証パッドは、鍵の開け閉めを自動化する製品です。
製品単体だと便利な自動ロックデバイスなのですが、他のSwitchBotデバイスと組み合わせることで本製品の開け閉めをあらゆるアクションのトリガーとして利用できます。
具体例はのちほど紹介しますが、帰宅時に本製品で鍵を開けることにより、同時に他の製品も起動するといったようなイメージです。
製品単体ではもちろん、他製品と組み合わせでも便利なこと間違いないアイテムとなっています。
スイッチボット/SwitchBot スマートロック 指紋認証パッド セット
SwitchBot プラグミニは、遠隔・時間設定で電源をオン・オフにできるアイテムです。
主な用途としては、夜間などの使用しない時間に電源を落とし待機電力をカットしたり、ワットモニターとして活用します。
スイッチボット/SwitchBot プラグミニ ホワイト
SwitchBot ボットは、製品本体から指のようなパーツが動作することで、ボタンやスイッチを押してくれる製品です。
製品本体を家電製品やスイッチに取り付け、その後はスマホ内のSwitchBotアプリから操作ができます。
リモコンのない空気清浄機や加湿器、お風呂の給湯器の給湯ボタンや電気ケトルの電源など、さまざまなシーンで活躍するSwitchBotの人気商品です。
SwitchBot ボット
電気やPCがすべてオフに
使用するアイテム
外出をする際、SwitchBot スマートロック&指紋認証パッドでの施錠を起動トリガーにして、家中の家電製品の電源をオフにする活用方法です。
エアコンや扇風機、テレビや電気といったさまざまな家電製品の消し忘れを予防できます。
主にハブ2で管理している家電製品全般の電源を落としつつ、ハブ2で制御できない家電製品はボットやプラグミニを使って電源を落とすと幅広い家電製品に対応可能です。
カーテン2とも連携させることで、外出時に遮光カーテンを閉じてプライバシーを守ることもできます。
なおプラグミニでは、テレビなどの待機電力の大きい家電製品の電源をオフにすると、電気代の節約に繋がるのでおすすめです。
ただし、この運用方法は一人暮らしでのみ有効で、同居人が居ると、外出の度に人が居るのに電源をすべて落とすことになりかねません。
そんなときは、SwitchBot スマートロック&指紋認証パッドを起動トリガーに使わず、Echo Show 5で「Alexa、行ってきます」というような合図と共に電源をすべて落とすようにすると良いでしょう。
ちなみに、この活用方法は外出時だけでなく、帰宅時にも同様のことが行えます。
使用するアイテム
帰宅前にエアコンで室内を涼しく・温かく整えておき、お風呂にもすぐに入れるような環境を実現する活用方法です。
先ほど紹介した活用方法とやや似ていますが、こちらは帰宅前に行える方法となっています。
ハブ2のおかげでボットの遠隔操作が可能なので、帰宅する数十分前ごろにスマホで遠隔操作を行い、給湯器に付けたボットでお風呂を沸かしておきます。
同時に、ハブ2に登録したエアコンのリモコンを遠隔操作し、帰宅前にエアコンを起動して部屋の環境を整えることが可能です。
これにより帰宅前に快適な環境を用意することができるので、普段使いにはもちろん、友達や知り合いを家に招くときにも活躍します。
自動でカーテンが開き天気を再生後電気点灯
使用するアイテム
自動でカーテンが開くことで朝日を浴びて起床、その後今日の予定や天気を読み上げてくれる環境をつくる活用方法です。
カーテン3は朝の起床時間に合わせて自動で開くよう設定しておき、朝カーテンが自動で開いたことをトリガーにEcho Show 5が天気や予定を読み上げてくれるよう設定を行います。
Echo Show 5では天気や予定を読み上げてくれるだけでなく、今日のニュースや自分の設定した音楽や動画の再生も可能なので、起床後BGMなどを自動でならすことも可能です。
ちなみに、ここにSwitchBot ボットを追加することで、起床と同時にコーヒーメーカーに電源を入れてコーヒーを準備するなんて活用方法もあります。
カーテンと鍵が閉まった後電気が消灯
使用するアイテム
寝る前の「アレクサ、おやすみ」の一言で、各家電製品の消し忘れを予防しつつ鍵やカーテンの閉め忘れも予防できる活用方法です。
方法は「アレクサ、おやすみ」などの音声をトリガーに、スマートロックで鍵をかけたり、ハブ2で電気を消したりと各種デバイスを起動する設定にしておけばOK。
プラグミニでは、テレビなどの大型家電の電源を切れば電気代節約に繋がります。
また、スマートフォンなどの充電機器にプラグミニを接続し、「就寝後〇時間後に電源オフ」と充電が満タンになったタイミングで電源を落とすことで、バッテリーの過充電を防止する活用方法もあります。
施錠履歴
使用するアイテム
長時間家を留守にする際など、家の不在を悟らせないようにする防犯のための活用方法です。
方法は簡単で、外からスマホによる遠隔操作でカーテンを開け閉めしたり、ハブ2やボットを使ってテレビやラジオ、電気を起動させることで、まるで家の中に人がいるかのように家電製品を動かすことができます。
他にも、外出先からEcho Show 5のビデオカメラを使い、室内にいる子供やペットの様子を見ることも可能です。
スマートロックの施錠履歴を確認し、誰かが鍵を開けた形跡がないかの確認も行えます。
NFCカードを利用して解錠
使用するアイテム
SwitchBotデバイスを活用し、小規模なオフィス環境を構築できます。
オフィスに入るための鍵には、SwitchBot スマートロック&指紋認証パッドで使用できるNFCカードを人数分用意することで、複数の鍵を用意する必要がなくなります。
ハブ2の温湿度計を使い、室内の温度が設定温度以上・以下になったらエアコンを自動で起動するようにしておくとより良い環境になるでしょう。
出勤・退勤時にプラグミニによってオフィス内の電源を制御すれば、各製品の消し忘れを防止し電気代の節約にも使えるでしょう。
Echo Show 5を使えば、カメラを使い社員がしっかり働いてるかの確認が行えたり、ビデオ会議にも役立ちますよ。
使用するアイテム
最後に、Echo Show 5 とSwitch Botデバイスの組み合わせで行える便利な音声操作一覧を紹介します。
主に筆者がよく使うのは「電気をつけて・消して」「扇風機をつけて・消して」「空気清浄機をつけて・消して」「プリンタの電源を入れて」あたりです。
ハブ2・ボットのおかげで大体の家電製品は遠隔で操作が可能なので、それをすべて音声で操作するとリモコンやスマホを触ることなくすべて完結してとても快適です。
ほかにも、カーテン3やスマートロックを所有している人であれば、「カーテン開けて・締めて」「鍵あけて・締めて」というような音声操作ができます。
合計6製品を使用し、さまざまな活用方法を紹介してきました。
一度スマートホーム化してしまうと、もう元にはもどれないほど快適な生活が待っています。
どの機器も導入・設定どちらも共に簡単なので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
いきなりの導入にはやや敷居が高いという方は、まずは機器をレンタルしてスマートホームを体験してみませんか?
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SwitchBotシリーズ
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