「お米って、炊飯器でこんなに味が変わるの?」
食べた瞬間、甘みと香りが際立ち、やみつきになってしまう炊飯鍋が「バーミキュラ ライスポット」です。
鋳物ホーロー鍋×専用ポットヒーターの融合により、土鍋で炊いたような、ふっくら甘みのあるご飯に仕上がります。
さらに、無水調理やローストなど多彩な料理にも対応し「料理が苦手な人でも、まるでプロのような仕上がりに」と注目を集めています。
本記事では、実際に使ってみたリアルな感想や通常の炊飯器との違い、おすすめレシピまで徹底レビューしました。
購入前に知っておきたいポイントについて、ぜひ確認してみましょう。
INDEX
バーミキュラ ライスポットは、愛知県名古屋市の老舗鋳物メーカーが手がける「バーミキュラ」をベースに開発された、炊飯も本格調理もこなせる革新的な電気調理器です。
最大の特徴は、鋳物ホーロー鍋と専用ポットヒーターを組み合わせた独自構造により、鍋炊きのようなふっくらしたご飯を誰でも簡単に炊ける点にあります。
さらに、炊飯機能にとどまらず、無水調理やロースト、スープ、蒸し料理など多彩なレシピに対応可能です。
例えば、カレーの場合は水を一切使わず、野菜の水分だけで仕上げることで、素材の旨みを最大限に引き出すことができます。
また、温度調整や火加減はすべて自動で管理されるため、料理初心者でもプロ顔負けの仕上がりになります。
炊飯器の概念を超えたキッチン家電として、料理好きの方はもちろん、忙しいご家庭の方にも支持される一品です。
バーミキュラ ライスポットとレシピブック
バーミキュラ ライスポットは、炊飯器としての性能はもちろん、調理家電としても頼れる存在です。
ここでは、実際に調理して感じた使い心地や仕上がりを、人気レシピとあわせてご紹介します。
使用前に知っておきたいポイントもお伝えします。
バーミキュラ ライスポットで白米を炊いたところ
まず紹介したいのは、やっぱり基本の白米です。
バーミキュラ ライスポットと計量カップ
付属の米計量カップでお米を量り、ザルで丁寧に洗います。
次に、水計量カップで量った水と洗ったお米をライスポットへ。
あとは、炊飯コース(白米や玄米、おかゆなど)と炊飯量をセットしてスイッチを押すだけで、約1時間後には、ふっくら甘みのあるご飯が炊き上がります。
バーミキュラ ライスポットで炊いたご飯
特に印象的だったのは、お米一粒一粒の立ち方と甘みです。
水分がちょうどよく飛ばされているからか、べたつかず、噛めば噛むほど甘みが出てきました。
炊きたてはもちろん、冷めても美味しいので、お弁当やおにぎりにも最適です。
しいて言えば、やや硬めの炊きあがりのため、小さなお子様がいらっしゃるご家庭では、水の量を調整する必要があります。
タイマー予約機能もついており、朝起きたら炊きたてご飯が完成しているのも大きな魅力です。
バーミキュラ ライスポットで作ったカレー
バーミキュラと言えば「無水調理」が有名です。
その中でも今回は、野菜の旨みを凝縮した「無水カレー」を作ってみました。
ライスポットに野菜とお肉、ルーを入れて待つだけ。
水を加えずに加熱することで、野菜本来の水分と旨みが引き出され、コクの深い仕上がりになります。
玉ねぎの甘み、トマトの酸味、肉の旨みが一体となり、まるで専門店のような味わいに仕上がります。
しかも、煮込み中はほぼ放置しておいても問題ありません。
焦げつきにくく、吹きこぼれの心配もないので、ストレスフリーに調理できるでしょう。
一度食べたら忘れられない、リピート確実のレシピです。
特別な日やおもてなし料理にぴったりな「ローストビーフ」も、今回作ってみました。
レシピブックには材料や設定温度、低温調理時間まで丁寧に記載されているので、その通りに作れば迷わず調理できます。
塩・胡椒で味付けした牛肉を焼きつけたあと、低温でじっくり火入れするだけで、外はしっかり香ばしく、中はしっとりジューシーな仕上がりに。
ヒーターによる温度管理が非常に優れているため、火が入りすぎることなく、理想的なミディアムレアを簡単に再現できます。
余熱調理も活用できるので、放っておくだけで完成する点も魅力的です。
手間をかけずに「プロの味」が叶います。
バーミキュラのライスポットは、ただの炊飯鍋ではありません。
実際に使ってみて感じたのは、「美味しさ」と「便利さ」が高いレベルで両立しているということです。
本章では、特に実感した3つのメリットをご紹介します。
ライスポット最大の魅力は、なんといっても「ご飯の美味しさ」です。
鋳物ホーロー鍋と専用のポットヒーターによる高精度な温度管理で、お米一粒一粒がふっくら炊き上がります。
「いつものお米」なのに、まるで高級和食店で出てくるような上品なクオリティで、口に入れた瞬間、甘みと香りがふわっと広がり、粒立ちのよさに思わず感動!
さらに、普段は朝食でご飯を食べたがらない夫も「美味しい!」と喜んでおかわりをしていました。
ふりかけやご飯のお供がいらないほど、お米そのものをじっくり味わいたくなる炊き上がりです。
ライスポットには、調理時間や温度を設定するタイマー機能が搭載されているため、加熱中、鍋につきっきりになる必要がありません。
煮込み料理や蒸し料理も「材料を入れてセットするだけ」で完成します。
火加減を気にする必要がなく、忙しい平日の食事作りにもぴったりです。
たとえば「晩御飯にも、バーミキュラで炊いたご飯が食べたい!」という場合、出勤前に炊き上がり時間をタイマーで設定しておけば大丈夫。
帰宅する頃には、ふっくら炊き立ての美味しいご飯ができあがっています。
「家に帰ったら、まずはご飯を炊かなきゃ!」という心配もありません。
手間をかけずに、しっかり美味しく仕上がる「ほったらかし調理」が実現します。
炊飯器としての実力はもちろん、ライスポットは「調理家電」としても高いポテンシャルを備えています。
無水カレーやローストビーフ、スープ、蒸し料理など、これ一台で多彩なメニューが手軽に楽しめます。
中でも無水調理は、野菜の水分だけで煮込むため、素材本来の旨みが凝縮され、驚くほど濃厚で奥深い味わいに。
さらに、30〜95℃の温度設定を活用すれば、火加減が難しい低温調理メニューもプロ並みに仕上がるため、ローストビーフなども失敗知らずで作れます。
加えて、調理モード使用時は保温もできるので、料理が完成してから時間が経っても温かいまま。
他のおかずを準備したり、家族の帰宅を待ったりする間も、あわてず食事の支度が進められます。
キッチンのスペースを節約しながら、多機能を兼ね備えた頼れる一台です。
バーミキュラのライスポットが気になっている方は、まずはレンタルで使ってみる方法もあります。
料理の美味しさを実際に食べて確かめられるだけでなく、自宅のキッチンに置いた時の使いやすさや、生活スタイルとの相性など、総合的に判断して確かめられるのがメリット。
普段の生活に取り入れるのももちろんですが、大勢で集まるイベントごとやホームパーティに合わせてレンタルするのもおすすめです。
「一度は食べてみたい」「毎日は使わないけれど、特別な日に使ってみたい」という方は、短期間から気軽に使えるレンタルもぜひ検討してみてください。
バーミキュラ/VERMICULAR ライスポット(5合炊き) トリュフグレー
高評価の多いライスポットですが、実際に使ってみると「人によっては不便に感じるかも」と思う点もいくつかありました。
購入前に知っておきたいリアルな注意点について、体験談を交えて正直にお伝えします。
ライスポットには、一般的な炊飯器に搭載されている「保温機能」がありません。
これは単なる省略ではなく「ご飯をもっと美味しく炊くため」のこだわりによるものです。
あえて保温用のフタを取り除き、鍋の上部を外気に触れさせることで、上下に温度差が生まれ、鍋の中では激しい熱対流が発生します。
これにより、お米一粒一粒がムラなく均一に炊き上がり、ふっくらとした食感と甘み、香りが際立つご飯が完成します。
とはいえ、朝に炊いたご飯を昼や夜に食べることが多い私にとっては、毎回温め直す手間が少し面倒に感じる場面もありました。
時間が経っても味わいが落ちることはなかったのですが、お米が若干硬くなるため、やはり炊きたてとの違いは感じます。
また、食事のタイミングが家族でずれる場合などは、その都度冷凍保存→解凍が必要になるため「炊いたら食べきる」または「残った分をすぐ冷凍保存できる」人には向いています。
しかし、保温が当たり前だった人にはやや不便に感じられるかもしれません。
それでも、手間をかけても最高のご飯を楽しみたい方には、納得感のある選択肢だといえます。
ライスポットは鋳物ホーロー鍋を使用しているため、一般的な炊飯器と比べると、お米が鍋底にこびりつきやすい印象を受けました。
しゃもじで鍋底からお米を取ろうとするも綺麗に取りきれず、せっかくふっくら炊けた米粒の形が崩れてしまうこともありました。
お米の価格が上がっている今、少しもったいなく感じた瞬間でした。
とはいえ、鍋を洗う際は、水に5分ほど浸けておけば、汚れはスルッと落ちます。
この点は、調理中の焦げ付きや他の汚れでも同様で、特別な手間はかかりません。
また、炊きあがったらすぐにご飯を全体的にほぐすように混ぜると、鍋底へのこびりつきが減る感覚がありました。
ひと手間ではありますが、扱いやすさがぐんと増すので、ぜひ取り入れてみてください。
無水カレーを作りながら気づいたのですが、ライスポットで作ったカレーとご飯を食べたい場合は、完成までの時間が倍以上かかってしまいます。
「ライスポットは炊飯専用で使う」と割り切れば、問題ありません。
しかし「白米とおかずを一緒に時短で作りたい」という方にとっては、少し不便に感じるでしょう。
とはいっても、ライスポットはスイッチを押してしまえば、基本「ほったらかし」でOK。
その間にフライパンや電子レンジを活用すれば、全体の調理時間は大幅に短縮できます。
調理の順番を工夫することがポイントです。
また、例えば「休日に時間をかけて丁寧に料理を楽しみたい人」や「炊飯とおかずを分けて使うのが苦でない人」には、むしろ向いているアイテムかもしれません。
使い方次第で、ライスポットはしっかり生活にフィットします。
自分の生活にライスポットが合っているか確かめるには、1週間や1か月など、購入する前にレンタルで試してみるのが一番です。
実際の生活の中で使ってみると、新しい気づきや発見を得ることができ、本当に納得した上で買うかどうかを判断できます。
バーミキュラ ライスポットのある生活を、ぜひレンタルで気軽に体験してみてくださいね。
バーミキュラ/VERMICULAR ライスポット(5合炊き) トリュフグレー
〔スペック表〕
バーミキュラ ライスポットは、炊飯器の枠を超えた「料理が楽しくなる調理家電」と言えます。
白米の美味しさはもちろん、無水調理やローストなど、日々の食卓を豊かにする多機能性が魅力です。
ただし、価格が高めなため「自分に合うか不安」「使いこなせるか試したい」と感じる方も多いはず。
そんなときは、レンタルがおすすめです。
たとえば、ホームパーティでのおもてなし料理や週末にちょっと贅沢したいときなど、短期間でもその実力を体感できます。
購入前に使ってみることで、納得感のある選択ができるでしょう。
普段のご飯を「ごちそう」に変えてくれるバーミキュラ ライスポット、まずはレンタルから始めてみませんか。