子育てに便利なベビーベッドですが、あっという間に使わなくなることも。
レンタルすればコストを抑えてお得に使え、使い終わったあとの収納も心配いりませんが、設置の手間や衛生面など、心配な点もありますよね。
そもそもベビーベッドは本当に必要なのか、使用期間はいつまでなのかも気になるところ。
ベビーベッドはレンタルと購入どちらが良いのか、それぞれのメリット、デメリットを紹介します。
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SUUTA ベビーベッド一覧

ベビーベッドの役割は、なんと言っても赤ちゃんを安全に寝かせられることです。床から高い位置に赤ちゃんを寝かせることができるベビーベッドは、床やカーペットに付着したホコリやダニから赤ちゃんを守ってくれます。また、家族が赤ちゃんにつまずいてケガをさせる心配もありません。
赤ちゃんを安全に寝かしつけることができるベビーベッドですが、実はママも大助かり。おむつ替えやお着替えなどの世話をする際、床に敷いた布団でするよりも、楽な姿勢でできるのがその理由です。

体温調整が未熟で体が小さい赤ちゃんは、外部環境の影響を受けやすいもの。通気性や保温性に優れたマットレスを敷いたり、寝返りをしても落ちないように柵をつけたりできます。

ベビー用品の中でも大きく、高額なベビーベッドは、用意する前にじっくり検討することをおすすめします。使用期間をいつまでとするか、設置場所をどこにするかなど、押さえておきたいポイントをピックアップしました。
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ベビーベッドはいつまで使えるのでしょう。使用期間はメーカーが推奨している期間内が基本となります。一般的には生後0ヶ月から24ヶ月(満2歳)とするものがほとんど。使用期間をフルに使えば2年も使用できるベビーベッドですが、実際にはそれよりも短い月齢で卒業する家庭が多いようです。
ベビーベッドを卒業するタイミングの目安
ただし、幼児やペットがいる家庭では、安全面を考慮して1歳ごろまでベビーベッドを使うケースも。また、寝室にベビーベッドを置けばすぐに授乳ができるため、夜間の授乳が完全になくなるまで使用するママも多いようです。
いずれにしても、ベビーベッドの使用期間は思っているよりも短いことを覚えておきましょう。

ベビーベッドは大きいアイテムなので、置き場所を確保してから用意しましょう。リビングや寝室に置くのが一般的ですが、どちらに置くにしても注意すべきポイントがあります。
上記の条件を満たしていることに加え、ベビーベッドの置き場所は普段お世話をすることが多いママのいる場所を基準に選ぶのがおすすめ。生後1ヵ月ごろまでの赤ちゃんは1日の大半を寝て過ごし、2〜3時間おきに目を覚まします。泣くたびに部屋を移動するのは大変なので、他の家事をしていても目が届き、すぐにお世話ができるリビングが理想的です。キャスター付きや折りたたみ式のベビーベッドであれば、夜間は寝室に移動することもできます。
寝室とは別にリビングと隣接している和室or洋室がある場合は、この部屋にベビーベッドを置き、ベビールームとして使うのが良いでしょう。扉を開け、リビングと一続きにすることで、リビングルームを狭めることなく赤ちゃんのお世話をすることができますよ。

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ベビーベッドの役割や、設置や収納にはある程度のスペースが必要であることがわかったところで、次に検討すべきは入手方法です。方法は購入とレンタルの2種類があり、どっちがおすすめなのか気になりますよね。ベビーベッドを「買う」がおすすめの人、ベビーベッドを「レンタル」するのがおすすめの人、それぞれの特徴を見ていきましょう。
ベビーベッドを購入するのがおすすめの人は、長く使えることを前提とした人です。2人目、3人目を考えている場合は、レンタルよりも買った方がお得なのがその理由。その場合、使わない期間は保管するスペースが必要なので、住まいに十分な広さや収納スペースがあることが条件になるでしょう。
インテリアにこだわりがあり、部屋の調度品に合わせてベビーベッドを用意したい人も選択範囲が広い購入がおすすめです。ベビーベッドの機能もメーカーによって異なるため、機能性重視の人も購入が望ましいでしょう。
何かと物入りが多い赤ちゃん期。できるだけ初期費用を抑えたい人はレンタルがおすすめです。あらかじめ使用期間を半年程度に決めている人や、十分な収納スペースがないため、使わなくなったらすぐに返却したい人、必要かどうかは実際に使ってみてから決めたいという人にもレンタルが向いています。
また、中古品に抵抗がない人もレンタルがおすすめ。貸し出す場合は、レンタル会社が修理や除菌をしっかりしているかチェックするといいでしょう。
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ベビーベッドのレンタルと購入にはそれぞれにメリットとデメリットがあります。しっかり理解したうえで選択するのが後悔しないポイント。まずは「買う」場合のメリットを紹介します。
赤ちゃんを迎えるとき、特に初めての場合は何もかも新品でそろえてあげたいという人は購入がおすすめです。レンタルは中古品になるので、衛生面がどうしても気になる人も購入が望ましいでしょう。
新品で購入したベビーベッドはわが子のために使うものなので、汚れや傷を気にせず使うことができます。レンタルの場合、酷い汚れがついていたり、破損したりすると別途料金が発生するケースもあるので、気兼ねなく使いたい人は購入がおすすめです。
2人目、3人目を考えている人はレンタルよりも買う方が価格的にはお得です。トータルの使用期間だけではなく、年が近い兄弟姉妹がいる場合、赤ちゃんをベビーベッドに寝かせることで、やんちゃ期の上の子どもから赤ちゃんを守ることができます。

ベビーベッドを買った人の中には、「いらなかった」という人もいます。その理由からベビーベッドを購入した場合のデメリットを紹介します。
ベビーベッドを買った場合の一番のデメリットは、ベビーベッドを卒業したとき、収納スペースが必要になることです。いつ使うかわからないもので限られた収納スペースを占領されるのは、大きなストレスに。
ベビーベッドを粗大ゴミとして処分する場合、自治体によって異なりますが費用がかかります。できるだけ小さくまとめるのが望ましいため、ベビーベッドを解体する必要もあります。
ベビーベッドは組み立て式が多く、自分で組み立てることがほとんどです。組み立てが面倒と感じる人は業者に依頼することもできますが、別途料金がかかるケースも。

次に、ベビーベッドをレンタルした場合のメリットを紹介します。収納スペースがいらないこと以外にもさまざまなメリットがありますよ。
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ほとんどのメーカーが推奨するベビーベッドの使用期間は24ヶ月(満2歳)ですが、実際は長くても1歳前後でベビーベッドを卒業する家庭が多いようです。必要と思ってベビーベッドをレンタルしたけれど、実際はあまり使わなかったという場合、レンタルならすぐに返却することができます。
ベビーベッドの標準サイズは内寸120cm×70cm、コンパクトサイズでも内寸90cm×60cmと存在感があります。レンタルなら不要になったとき、すぐに返却できるので、置き場所の心配が不要です。ベビーベッドをレンタルにした人の理由を見ると、価格が安いことよりも、いらなくなったときの手軽さで選んでいることが多く、未使用期間の収納がレンタルの最大の魅力と言えるでしょう。
ベビーベッドをレンタルした場合、搬入から組み立てまでが料金に入っている場合があります。返却時もスタッフが回収に来てくれるサービスを展開している会社もあるので、労力が大幅に軽減します。

手軽に借りたり返却できたりするベビーベッドのレンタルですが、デメリットもあります。詳しく紹介します。
ベビーベッドをレンタルする場合、週単位、または月単位になることがほとんどです。そのため、使用期間が長くなると購入した場合よりも高額になることがあります。コスト重視でベビーベッドを選びたい人は、レンタルと購入、それぞれの金額を比較することをおすすめします。
ベビーベッドのレンタルは基本、中古品です。多くの人が使用しているため、なかには傷や汚れが目立ち、使用感がある商品が届くことがあります。
レンタル会社のサイトなどで、気に入ったベビーベッドがあったとしても、当然のことながら他の人がレンタル中の場合は借りることができません。

ベビーベッドはレンタルか購入か。多くのママが悩むところ。どちらを選ぶかは使用期間や家族構成、住まいによって大きく左右されます。ベビーベッドは安易に買い替えができないため、購入するか、レンタルをするかは、メリットやデメリットをよく理解し、検討したうえで選択するのが失敗を防ぐコツ。
それでも迷ってしまうときは、まずはお試し期間としてレンタルをしてみてはいかが?ベビーベッドが必要か、不要かを判断することもでき、置き場所をシミュレーションすることもできます。また、気に入ったメーカーがあれば、同じものを購入することもできますよ。
赤ちゃんの健やかな成長と、お世話をするママのためにも、納得できる方法を選んでくださいね。
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