Shokzは、近年人気が高まっている「耳を塞がないイヤホン」を多く展開するメーカーです。
その中でもOpenFit 2は、音質と装着感のバランスに優れた上位モデルです。
2つのドライバーによる豊かな音質に加え、耳への負担を抑えた装着感やAI搭載マイクも備えています。
本記事では、Shokz OpenFit 2を実際に使用し、音質や装着感、機能性を詳しくレビューします。
使って分かったメリット・デメリットも紹介するので、購入を迷っている人は参考にしてください。
INDEX

Shokz OpenFit 2は、周囲の音を聞きながら、音質と装着感にもこだわりたい人におすすめです。
実際に使うと低音から高音まで聞き取りやすく、イヤーフックも細いため、仕事や運動で長時間つけても負担を感じにくいイヤホンでした。
なお、2025年8月に発売された「OpenFit 2+」はDolby Audioとワイヤレス充電に対応していますが、基本的な装着感や再生時間、防水性能はOpenFit 2と共通しています。
追加機能が不要なら、OpenFit 2でも音質や装着感には十分満足できるため、価格と機能のバランスを重視する人にも合うモデルです。

Shokz OpenFit 2は、Shokzから登場したオープンイヤー型イヤホンです。
Shokzは骨伝導型やオープンイヤー型など、耳を塞がないイヤホンを中心に展開しており、OpenFit 2はその中でも上位モデルにあたります。
スリムで軽量なサイズ感ながら、2つのドライバーを搭載し、深みのある低音とクリアな中高音を楽しめるのが特徴です。
また、マルチポイント接続やAI搭載マイクにも対応しており、仕事から運動まで幅広い用途で使えます。
2025年8月にはDolby Audioとワイヤレス充電に対応した「OpenFit 2+」、2026年4月には「OpenFit Pro」が発売されました。
| サイズ | 約44.3 × 44.1 × 19.7mm(イヤホン) 約67.5 × 67.5 × 27.8mm(充電ケース) |
| 重さ | イヤホン本体:約9.4g ケース込み:約71.8g |
| 防水防塵 | IP55 |
| 通信規格 | Bluetooth 5.4 |
| 対応コーデック | SBC、AAC |
| 再生可能時間 | イヤホン単体:最大11時間 ケース使用時:最大48時間 |
| 充電時間 | イヤホン単体:60分 ケース:100分 |
| 充電端子 | Type-C |
| 詳細 | 詳細を見る |

Shokz OpenFit 2は、ケースとイヤホン本体のどちらもシンプルで、落ち着いたデザインに仕上がっています。
外観と付属品に分けて詳しくレビューします。
▼Shokz OpenFit 2の外観・付属品

Shokz OpenFit 2のケースは角丸の正方形のような形をしています。
表面はマットな質感で指紋などが目立ちにくいです。
今回レビューしている製品のカラーはブラックで、他にベージュがあります。

ケースの後ろには充電用のUSB Type-C端子があります。

蓋の開け口にはインジケーターランプがあり、接続や充電の状態に合わせて光ります。

ケースを開けるとイヤホン本体が入っており、左右のイヤーフックが重なるように配置されています。

ケース内部には接続用のボタンがあり、長押しでペアリングモードを起動できます。

蓋の内側には「OPENFIT 2」と製品名が刻まれています。
マットな質感も相まって非常に高級感が感じられますね。

イヤホン本体はこのようにスピーカー部にイヤーフックが付いた、オープンイヤー型イヤホンのスタンダードな形状をしています。
スピーカー部にはShokzのロゴがプリントされています。

イヤホン本体も基本的にマットな質感ですが、スピーカー部の側面は光沢のある質感になっています。

光沢のある部分にマイクなどの部品が詰まっています。

上部にはマイク穴と操作ボタンがあります。
操作ボタンは物理式で、実際に押し込むことで再生、一時停止などの操作を行います。

イヤホンの内側はこのようにスピーカーが配置されています。
全体的にシンプルかつ高級感もあるデザインに仕上がっており、非常にスタイリッシュなデザインだと感じました。

Shokz OpenFit 2のパッケージには、本体と充電用のType-Cケーブルのみが入っています。
充電用のアダプターなどは入っていないので、別に用意する必要があります。

Shokz OpenFit 2は、音質・デザイン・接続性・装着感のバランスに優れたオープンイヤー型イヤホンです。
実際に使って感じた4つのメリットを詳しく紹介します。
▼使って分かったShokz OpenFit 2のメリット

OpenFit 2を使ってみて最大の魅力だと感じたのは、音質の良さです。
低音域から高音域までバランスよく聞こえる上、音の輪郭もはっきりしているので全体的にくっきりとした音質に仕上がっています。
オープンイヤー型は低音域が弱くなりがちですが、OpenFit 2の低音はしっかりと音全体を支えていると感じました。
また、中音から高音域も繊細で、シャリっとした感じも少なく、非常に聴きやすいです。
クセが少ないので、ポップス・ジャズ・クラシックなど幅広いジャンルで快適に聴けるため、多くの方におすすめできるイヤホンだと言えます。
気になる方はレンタルで手軽に試してみるのもおすすめです。
オープンイヤー型イヤホンの中でも音質は特にいいので、高音質な開放型イヤホンが欲しい方はぜひチェックしてみてください。
ショックス/Shokz オープンイヤー型イヤホン Open Fit2

OpenFit 2を手に取ってみて、スリムでスタイリッシュな見た目もかなり良い印象を持ちました。
スピーカー部、イヤーフック部ともにスリムで、装着していても悪目立ちしません。
また、マットな素材と光沢のある素材がバランスよく組み合わさっていることで高級感も感じられます。
オープンイヤー型イヤホンは外から見える部分が多くファッション性も求められるため、OpenFit 2のスタイリッシュなデザインは大きな魅力と言えるでしょう。

OpenFit 2はマルチポイント接続にも対応しています。
マルチポイント接続とは同時に複数のデバイスと接続できる機能のことです。
OpenFit 2はこのマルチポイント接続に対応しているため、スマホとPCなどの組み合わせで同時接続してスムーズに切り替えて使えます。
スマホで音楽を聴きつつ、Web会議の際はPCの音声を聞くといった場合でも、いちいち接続を切り替える必要がありません。
複数デバイスでもスムーズに使いこなしたい方におすすめです。

OpenFit 2がスリムな形状をしていることはデザインの面でも触れましたが、装着感の面でも大きなメリットです。
イヤーフックがスリムなことで装着時に耳への負担が少なく、長時間着けたままでも快適に使えました。
また、メガネと併用する際に邪魔になりにくい点も魅力です。

イヤホン本体の重量は片耳で9.5g(公称値は約9.4g)。
実際の着け心地も軽く、非常に快適です。
楽に着けていられるので、作業や運動で長い時間続けて使用したい方にもおすすめです。
装着感には個人差もあるので、実際につけて試してみることをおすすめします。
お店でデモ機を試すこともできますが、運動や作業をしながら、落ちないかどうか、聴こえ方はどうかなど、細かいところまでじっくり確かめるにはレンタルサービスが便利。
気に入ったら、返却せずにそのまま購入できる「買い切り」のサービスもあるので、まず気軽にレンタルで使う方法も検討してみてください!
ショックス/Shokz オープンイヤー型イヤホン Open Fit2

Shokz OpenFit 2は快適に使える一方で、音質や音漏れ、周囲の騒音などに関する注意点があります。
実際に使って分かった3つのデメリットを解説します。
▼使って分かったShokz OpenFit 2のデメリット

OpenFit 2はLDACやaptXといったいわゆる高音質コーデックには対応しておらず、基本的にAAC接続で視聴することになります。
コーデックとは簡単に言えば再生デバイスとイヤホンを接続するBluetoothの方式のことで、種類によって音質や音の遅延が変化します。
LDACなどのコーデックはハイレゾ相当の音質で聴けるものですが、OpenFit 2は非対応なのでそこまで高い音質で音を聴けません。
iPhoneであればAACでもある程度良い音質で利用できますが、AndroidスマホはAAC接続だと少し音質が劣ってしまいます。
実際にiPhoneとAndroidスマホで聴き比べてみたところ、Androidスマホの方が若干音の解像感が劣るように聞こえたので、特にAndroidスマホユーザーで音質重視の方は注意しましょう。

OpenFit 2を使っていて最も気になった点が音漏れです。
オープンイヤー型は耳を塞がない構造上、音漏れが発生してしまうのは仕方のないことです。
しかし、最近は音に指向性を持たせたり、逆位相の音を当てたりして音漏れを防ぐ製品も増えてきています。
OpenFit 2の場合そのような特別な対策はなく、満足できる音量で視聴しているとシャカシャカ音が外に漏れてしまいます。
ただし、アプリから設定できるイコライザーには「プライベート」という音漏れを抑える種類のものがあります。
音漏れを防ぐイコライザー自体珍しいものですが、これを使うと低音と高音が抑えられた不自然な音質になる上、それでも音漏れはしてしまうので、あまり意味がないと感じました。
周囲に人がいて音漏れに気をつけたい場所で使うことが多い方は、注意が必要です。
Shokz OpenFit 2は耳を塞がない構造のため遮音性が低く、電車内や人の多い場所では音楽や音声が聞こえにくいです。
周囲の音を取り込める構造は安全面で役立つ一方、音楽を楽しみたいときや音声に集中したいときには向いていません。
通勤電車やにぎやかなカフェで使うことが多い人は、遮音性の高いイヤホンと使い分けましょう。
他のオープンイヤーイヤホンも気になる方は、こちらの記事も合わせてチェックしてみてください。

Shokz OpenFitシリーズは、モデルごとに音質、装着感、防水性能、充電方法などが異なります。
価格だけで決めず、使う場面や欲しい機能に合わせて選びましょう。
▼Shokz OpenFitシリーズ比較:どのモデルを選べばいい?
| 製品名 | OpenFit | OpenFit Air | OpenFit 2 | OpenFit 2+ | OpenFit Pro |
| 製品画像 | ![]() |
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| 発売日 | 2023年7月 | 2024年5月 | 2025年1月 | 2025年8月 | 2026年4月 |
| 参考価格 | 24,880円 | 19,880円 | 25,880円 | 27,880円 | 39,880円 |
| 防水防塵 | IP54 | IP54 | IP55 | IP55 | IP55 |
| 重さ(片耳) | 約8.3g | 約8.7g | 約9.4g | 約9.4g | 約12.3g |
| 再生可能時間 | 最大7時間 ケース併用:最大28時間 |
最大6時間 ケース併用:最大28時間 |
最大11時間 ケース併用:最大48時間 |
最大11時間 ケース併用:最大48時間 |
最大12時間 ケース併用:最大50時間 フォーカスモード使用時:最大6時間 |
| イヤホンの充電時間 | 60分 | 60分 | 60分 | 60分 | 70分 |
| ケースの充電時間 | 120分 | 120分 | 100分 | 有線:100分 ワイヤレス:180分 |
有線:120分 ワイヤレス:180分 |
| 充電端子・方式 | USB Type-C | USB Type-C | USB Type-C | USB Type-C Qiワイヤレス充電 |
USB Type-C Qiワイヤレス充電 |
| Bluetooth | 5.2 | 5.2 | 5.4 | 5.4 | 6.1 |
| 主な特徴 | 初代モデルDirectPitch搭載 | 軽量で価格を抑えたモデル | デュアルドライバー 物理ボタン搭載 |
Dolby Audio ワイヤレス充電対応 |
フォーカスモード(ノイズ軽減) Dolby Atmosヘッドトラッキング対応 |
※参考価格はShokz公式サイトの掲載価格です。
※製品画像の出典:Shokz公式サイト(jp.shokz.com)の各製品ページ
初代OpenFitとOpenFit Airは、軽さや価格を重視したモデルです。
OpenFit 2はIP55の防水防塵性能や最大11時間の連続再生に対応し、シリーズの中でも音質と機能のバランスに優れています。
OpenFit 2+はDolby AudioとQiワイヤレス充電を追加し、OpenFit ProはフォーカスモードやDolby Atmosに対応した上位モデルです。

出典:https://jp.shokz.com/products/openfit2plus
画像はOpenFit 2+
OpenFit 2+は、OpenFit 2に「Dolby Audio」と「Qiワイヤレス充電」を追加したモデルです。
Dolby Audioでは、音の広がりや立体感を感じやすく、映画やライブ音源をより臨場感のある音で楽しめます。
Qiワイヤレス充電にも対応しているため、対応する充電器にケースを置くだけで充電可能です。
一方、イヤホンの重さ、最大11時間の連続再生、防水防塵性能のIP55はOpenFit 2と共通しています。
音質の広がりや充電方法にこだわらない人はOpenFit 2、追加機能も重視する人はOpenFit 2+を選びましょう。

出典:https://jp.shokz.com/products/openfit-pro
画像はOpenFit Pro
OpenFit Proは、OpenFit 2に「フォーカスモード」や「Dolby Atmos」などを加えたフラッグシップモデルです。
フォーカスモードでは、周囲の環境音を抑えながら人の声を残すため、電車内やカフェでも音楽や会話に集中できます。
また、Dolby Atmosとヘッドトラッキングに対応しており、映画やライブ音源では立体感のあるサウンドを楽しめます。
一方、OpenFit 2は片耳約9.4gと軽く、最大11時間の連続再生やIP55の防水防塵性能を備えたモデルです。
軽さと価格のバランスを重視する人はOpenFit 2、騒がしい場所での聞こえ方や音の臨場感を求める人はOpenFit Proがおすすめです。
OpenFitシリーズは、重視するポイントを決めるとモデルを絞れます。
価格・軽さ・音質・充電方法・騒がしい場所での聞こえ方などを基準に選びましょう。
OpenFit Airは価格を抑えたモデルで、オープンイヤー型を初めて使う人に向いています。
OpenFit 2は音質・再生時間・防水防塵性能のバランスがよく、仕事から運動まで幅広く使えます。
OpenFit 2+はDolby AudioとQiワイヤレス充電を求める人、OpenFit ProはフォーカスモードやDolby Atmosなどの上位機能を重視する人に合うモデルです。

Shokz OpenFit 2の音漏れや運動時の使用、防水性能など、購入前に気になる疑問をまとめました。
OpenFit 2+との違いや骨伝導イヤホンとの構造の違いも紹介するので、購入前の参考にしてください。
▼Shokz OpenFit 2のよくある質問
Shokz OpenFit 2は、音量を上げると音漏れします。
耳を塞がない構造のため、静かな場所や人との距離が近い場所では、再生音が周囲に聞こえることがあります。
電車内やオフィスで使うときは音量を控えめにし、音漏れが心配な人はレンタルで聞こえ方を確かめておくと安心です。
Dolby AudioとQiワイヤレス充電が必要ならOpenFit 2+、価格を抑えたいならOpenFit 2がおすすめです。
OpenFit 2は、低音から高音までバランスよく聞こえ、最大11時間の連続再生やIP55の防水防塵性能にも対応しています。
OpenFit 2+は、OpenFit 2の基本性能を引き継ぎながら、音の広がりを楽しめるDolby Audioと、ケースを置くだけで充電できるQiワイヤレス充電を備えています。
OpenFit 2はIP55の防水防塵性能を備えているため、ランニングや軽い運動でも使えます。
イヤーフックで耳に固定する構造なので、体を動かしてもズレにくく、周囲の音を確認しながら走れる点も特徴です。
ただし、水中での使用には対応していないため、強い雨や大量の汗が気になる場面では使用を控えましょう。
OpenFit 2は骨伝導イヤホンではなく、空気を振動させて耳元へ音を届けるオープンイヤー型イヤホンです。
耳の穴を塞がず、スピーカー部分を耳の近くに配置するため、音楽を聴きながら周囲の音も確認できます。
骨伝導タイプのようにこめかみ周辺を振動させないので、振動による違和感が気になる人にも向いています。
骨伝導タイプも気になる方は、こちらのレビュー記事も合わせてチェックしてみてください。
OpenFit 2はIP55の防水防塵性能を備えているため、軽い雨や汗が付く場面では使えます。
一方で、水没には対応していないので、お風呂やシャワー中の使用は避けてください。
濡れた後はそのまま充電せず、本体の水分を拭き取って十分に乾かしてから使いましょう。

本記事では、Shokzのオープンイヤー型イヤホン「OpenFit 2」をレビューしました。
高級感のあるデザインに加え、低音から高音までしっかりした音質も備わっている上位モデルです。
スリムで軽量なため、長時間装着しても耳への負担を抑えられます。
耳を塞がずに音楽を楽しみたい人や、仕事や運動で長く使えるイヤホンを探している人に合うと感じました。
価格や装着感が気になる人は、購入前にレンタルして音質やフィット感を確かめておくと安心です。
レンタルプラットフォーム「SUUTA(スータ)」では、Shokz OpenFit 2を必要な期間だけ試せるので、気になる人はチェックしてみてくださいね。