耳を塞がずに使えるオープンイヤー型イヤホンは年々注目度が高まっており、多くのメーカーから登場しています。
その中でも人気なのがShokzのOpenFit 2とAnker SoundcoreのAeroFit Proです。
本記事では2機種を実際に使用して比較し、どちらがどんな方におすすめか詳しく紹介します。
おすすめのオープンイヤー型イヤホンが知りたい方はぜひチェックしてみてください。
INDEX

音のバランスや軽い装着感を重視する人にはShokz OpenFit 2、AndroidでLDACを使いたい人や運動時の安定感を求める人にはAnker AeroFit Proが向いています。
2機種は音質の傾向や音漏れ、ネックバンドの有無に違いがあるため、使う端末や利用場面に合わせて選びましょう。
▼主なスペック・機能・性能の違い
▼こんな人におすすめ

Shokz OpenFit 2は、骨伝導型やオープンイヤー型を展開するShokzの上位モデルです。
耳を塞がない構造で、周囲の音を確認しながら音楽や動画を楽しめるのが特徴。
低音用と中高音用の2つのドライバーを搭載しており、厚みのある低音とクリアな中高音を両立しています。
実際に聴くと音の輪郭がはっきりしており、ポップスからジャズ、クラシックまで幅広いジャンルと相性のよい音質でした。
イヤホン本体は片耳約9.4gと軽量で、長時間装着しても耳が痛くなりにくく、メガネと併用しても邪魔に感じにくい設計です。
マルチポイント接続にも対応しているため、スマホで音楽を聴いたあと、PCのWeb会議へそのまま切り替えられます。
AI搭載マイクと物理ボタンも備えており、仕事から運動まで幅広く使えるイヤホンです。
ショックス/Shokz ハイエンドモデル オープンイヤー型イヤホン Open Fit2

Anker Soundcore AeroFit Proは、Ankerのオーディオブランド「Soundcore」から登場したオープンイヤー型イヤホンです。
現在はAeroFit 2 Proが登場していますが、AeroFit Proも音質や運動時の安定感にこだわった上位モデルです。
16.2mmの大口径ドライバーを搭載しており、オープンイヤー型ながら厚みのある重低音を楽しめるのが特徴。
実際に聴くと低音の存在感が強く、ポップスやEDMなど迫力を求めるジャンルと相性のよい音質でした。
SBC・AACに加えてLDACにも対応しているため、対応するAndroidスマホではハイレゾ相当の音質で再生できます。
着脱式のネックバンドを取り付ければ、ランニング中にイヤホンが外れても首元で受け止められます。
IP55の防水防塵性能やマルチポイント接続にも対応しており、屋外での運動からPC作業まで幅広く使えるモデルです。
アンカー/ANKER Soundcore AeroFit Pro ミッドナイトブラック

Shokz OpenFit 2とAnker AeroFit Proは、装着感や音の傾向、対応コーデックに違いがあります。
5つの比較ポイントを確認し、普段使いや運動など利用場面に合うモデルを選びましょう。
▼Shokz OpenFit 2とAnker AeroFit Proを比較レビュー
▼装着感の比較ポイント
オープンイヤー型イヤホンを選ぶ方は、軽快な装着感を重視している方が多いのではないでしょうか。
OpenFit 2とAeroFit Proの2機種を使ってみて、両者の装着感には大きな違いがありました。
結論から言ってしまうと、Shokz OpenFit 2の方が装着感は優秀です。
片耳10gを切る軽量設計に加えて、イヤーフック部分もスリムなので耳への負担がかなり抑えられています。

一方、AnkerのSoundcore AeroFit Proは、OpenFit 2と比べると装着感はあまり良くありません。
片耳の重量が12gあり、イヤーフックの太い箇所も大きいので、装着感は軽快とは言えないのが正直なところ。
また、耳の穴に当てるスピーカー部もOpenFit 2の方がスリムなので圧迫感が少なく、見た目の面でもスタイリッシュです。
オープンイヤー型らしい軽快な装着感を求める方には、OpenFit 2の方がおすすめです。
着け心地には個人差があるため、購入前にレンタルし、普段の生活や運動中でも耳に合うか確かめてみましょう。
ショックス/Shokz ハイエンドモデル オープンイヤー型イヤホン Open Fit2
アンカー/ANKER Soundcore AeroFit Pro ミッドナイトブラック

▼音質の比較ポイント
音質もイヤホンを評価する際の重要なポイントですよね。
Shokz OpenFit 2の音質は、低音から高音までバランスよく聞こえる傾向にあります。
低音と中高音に分けて2つのドライバーを搭載することで、低音は迫力のあるしっかりした音質、中高音は繊細でくっきりした音質が実現されています。
音質は十分優秀で、クセも少ないので幅広いジャンルの音楽に対応できるイヤホンです。
一方のSoundcore AeroFit Proの音質は、とにかく低音の迫力を重視した音質となっています。

分かりやすく低音が強調されているので、低音が弱くなりやすいオープンイヤー型イヤホンの弱点に対処するためのチューニングが施されていると思われます。
低音の迫力はありますが、中音から高音は音の輪郭がややぼやけ、ボーカルや楽器が埋もれて聞こえる場面がありました。
低音はどちらもしっかりしているので、全体的な音の解像感から評価すると、Shokz OpenFit 2の方が音質は良いと言えるでしょう。
▼Bluetoothコーデックの比較ポイント
Bluetoothコーデックとは、Bluetoothで音声を伝送する際の方式で、種類によって音質や遅延に違いがあります。
Shokz OpenFit 2とSoundcore AeroFit Proのコーデックを比べると、LDAC対応の有無に違いがあります。
LDACとは、一部のAndroidスマホで高音質で聴けるコーデックです。

OpenFit 2はLDACに対応しておらず、基本的にAAC接続で使用することになります。
一方、AeroFit ProはLDACに対応しています。
AAC接続だと、iPhoneなどのApple製品ならある程度高い音質で聴けますが、Androidスマホの場合は音質が少し劣ってしまいます。

一方、LDAC対応のAeroFit Proなら、Androidスマホとの組み合わせでハイレゾ相当の音質で音楽を楽しめます。
そのため、Androidスマホでも高音質で聴きたい方にはAeroFit Proの方がおすすめです。
ただし、そもそもの音質は先述の通りOpenFit 2の方が優秀なので、コーデックにそれほどこだわらない場合は、OpenFit 2の方が魅力的とも言えます。
▼音漏れの比較ポイント
オープンイヤー型イヤホンは耳を塞がない形状なので、使用時の音漏れが気になりますよね。
2製品を使い比べて、音漏れの程度には大きな差を感じました。

音漏れをできるだけ防ぎたい方には、Soundcore AeroFit Proがおすすめです。
実際に使ってみて、AeroFit Proは通常利用の音量の範囲だと音漏れはほとんど感じられませんでした。
一方、Shokz OpenFit 2は音楽を十分楽しめる音量で使用した場合、シャカシャカとした音漏れがありました。
AeroFit Proはスピーカーに指向性があり、耳の穴に向けて音を届ける設計なので、耳の外に音が漏れにくくなっています。

OpenFit 2もオープンイヤー型イヤホン全体で見れば音漏れの度合いは標準的なレベルですが、AeroFit Proと比べると音漏れが気になる印象です。
静かな場所で使うことが多い方は、音漏れの少ないAeroFit Proをチェックしましょう。
音漏れが気になる方は、レンタルして普段使っている環境で実際に使ってみて、音漏れの仕方を確かめると購入後の失敗を防げます。
ショックス/Shokz ハイエンドモデル オープンイヤー型イヤホン Open Fit2
アンカー/ANKER Soundcore AeroFit Pro ミッドナイトブラック

▼ネックバンドの比較ポイント
Soundcore AeroFit Proには着脱式のネックバンドが付属していますが、Shokz OpenFit 2にはネックバンドがありません。
AeroFit Proはネックバンドを着けることで、万が一耳からイヤホン本体が外れても、ネックバンドが首に引っかかってイヤホンの落下を防止できます。
そのため、AeroFit Proの方がランニングなどの運動中でも使用しやすいと言えるでしょう。
また、AeroFit Proのネックバンドは着脱式なので、普段使いのときには取り外してスマートに使うことも可能です。

OpenFit 2にはネックバンドが無いので、運動中と普段使いで使用スタイルを切り替えられません。
運動中も快適に使いたい場合や、イヤホンの落下を防止したい場合は、ネックバンドがあるAeroFit Proがおすすめです。

Shokz OpenFit 2とSoundcore AeroFit Proが、それぞれどんな方におすすめか解説していきます。
▼音質・装着感重視ならShokz OpenFit 2、機能性重視ならAnker AeroFit Pro

Shokz OpenFit 2がおすすめなのは以下のような方です。
▼Shokz OpenFit 2がおすすめな人
OpenFit 2は、全体的にくっきりとした優れた音質と軽快な装着感が特徴です。
オープンイヤー型イヤホンとしてはかなり音質が良く、幅広いジャンルの音楽も十分に楽しめます。
製品としての完成度は非常に高いと感じました。
一方、対応コーデックや音漏れの面ではAeroFit Proに劣る部分もあり、そういった弱点を許容できるかどうかも重要なポイントです。
ショックス/Shokz ハイエンドモデル オープンイヤー型イヤホン Open Fit2

一方、Soundcore AeroFit Proは以下のような方におすすめです。
▼Anker Soundcore AeroFit Proがおすすめな人
AeroFit Proは低音がかなり強調された音質となっており、迫力重視の方におすすめです。
ただし、全体的な音の解像感はOpenFit 2には劣るので注意しましょう。
また、高音質コーデックのLDACに対応していることや、音漏れがかなり抑えられていることも特徴です。
着脱式のネックバンドが付属している点も特徴的で、運動中と普段使いのどちらでも快適に使いたい方もぜひチェックしてみてください。
アンカー/ANKER Soundcore AeroFit Pro ミッドナイトブラック

| モデル名 | 製品画像 | 発売時期 | 参考価格 | 特徴 |
| Shokz OpenFit 2 | ![]() |
2025年1月 | 25,880円 | 2つのドライバーによるバランスのよい音質と、軽い装着感が特徴 |
| Shokz OpenFit 2+ | ![]() |
2025年8月 | 27,880円 | OpenFit 2の機能にDolby AudioとQiワイヤレス充電を追加 |
| Shokz OpenFit Pro | ![]() |
2026年4月 | 39,880円 | 周囲の騒音を低減するフォーカスモードとDolby Atmos、ヘッドトラッキングに対応 |
| Anker AeroFit Pro | ![]() |
2023年11月 | 19,990円 | LDAC・着脱式ネックバンド・最大14時間の連続再生に対応 |
| Anker AeroFit 2 Pro | ![]() |
2026年5月 | 26,990円 | オープンイヤー型とインナーイヤー型を切り替えられる2-in-1モデル |
ShokzのOpenFit 2とAnkerのAeroFit Proには、それぞれ新型・上位モデルが発売されています。
音質や充電方法、ノイズ低減、装着方式などに違いがあるため、追加機能が必要かを確認して選びましょう。
OpenFit 2+は、OpenFit 2の装着感や最大11時間の連続再生を引き継ぎながら、音の広がりを楽しめるDolby Audioとワイヤレス充電を追加したモデルです。
OpenFit ProはShokzの新しい最上位モデルで、オープンイヤー型の開放感を残しつつ、周囲の騒音を低減するフォーカスモードを搭載しています。
Anker AeroFit 2 Proは、イヤーフックの角度を変えることで、耳を塞がない状態と耳穴に差し込む状態を切り替えられる点がAeroFit Proとの大きな違いです。
日常使いに十分な性能を備えつつ価格を抑えたい人は旧モデル、追加機能や新しい装着方式まで重視する人は上位モデルを検討しましょう。
2機種以外のオープンイヤー型・骨伝導イヤホンも比較して選びたい方は、こちらの記事もチェックしてみてください。

Shokz OpenFit 2とAnker AeroFit Proの音漏れやLDAC、運動時の使いやすさなど、購入前に気になる疑問をまとめました。
装着感やバッテリーの違いも紹介するので、どちらを選ぶか迷っている人は参考にしてください。
▼Shokz OpenFit 2・Anker AeroFit Proに関するよくある質問
音漏れが少ないのはAnker AeroFit Proです。
Anker AeroFit Proは、耳の穴へ音を集中的に届ける指向性設計を採用しているため、周囲への音漏れを抑えられます。
OpenFit 2は音量を上げると周囲に聞こえやすいため、図書館や静かなオフィスで使う人はAeroFit Proが向いています。
AndroidでLDACの高音質再生を楽しめるのは、Anker AeroFit Proです。
対応するAndroidスマホと組み合わせることで、楽器の音やボーカルの息づかいまで聞き取りやすいです。
Shokz OpenFit 2はLDACに対応していないため、Androidで音質を重視する人はAeroFit Proが向いています。
ランニングや運動には、着脱式ネックバンドが付属するAnker AeroFit Proが向いています。
イヤホンが耳から外れても首元で受け止められるため、走っている最中の落下を防ぎやすい設計です。
汗に強いIP55の防水防塵性能も備えているので、屋外でのトレーニングにも使えます。
OpenFit 2とAeroFit Proは、どちらもメガネをかけたまま使えます。
ただし、イヤーフックが細いOpenFit 2の方がメガネのつると重なりにくく、圧迫感も出にくい設計です。
AeroFit Proはイヤーフックに厚みがあるため、メガネの形によっては耳まわりが窮屈に感じることがあります。
イヤホン単体の再生時間は、最大14時間のAnker AeroFit Proが長持ちです。
Shokz OpenFit 2は最大11時間ですが、充電ケース込みでは最大48時間と、AeroFit Proの最大46時間をわずかに上回ります。
1回の充電で長く使いたい人はAeroFit Pro、ケース込みの総再生時間を重視する人はOpenFit 2が向いています。
本記事では、Shokz OpenFit 2とSoundcore AeroFit Proの2モデルを実際に使用、比較しました。
どちらも高性能なオープンイヤー型イヤホンですが、音質の傾向や装着感には大きな違いがあります。
繊細な音質や軽快な装着感を重視するならOpenFit 2、コーデックや音漏れ防止機能を重視するならAeroFit Proがおすすめと言えるでしょう。
ただし、音の聞こえ方や装着感は実際に試さないと分かりにくいという方も多いのではないでしょうか。
そんな方には、購入前のレンタルサービスの利用がおすすめです。
レンタルプラットフォーム「SUUTA(スータ)」では、OpenFit 2とAeroFit Proともにレンタルできます。
実際の使用感が気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
ショックス/Shokz ハイエンドモデル オープンイヤー型イヤホン Open Fit2
アンカー/ANKER Soundcore AeroFit Pro ミッドナイトブラック